首相、3回目接種は12月から 金融所得増税先送り、順位を考慮

岸田文雄首相は12日午前、参院本会議での代表質問で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「早ければ12月からの開始を想定し、準備を進める」と表明した。株式売却益など金融所得への増税先送りは優先順位を考慮した上での判断だと重ねて強調した。日本学術会議の会員候補6人が菅義偉内閣で任命を拒否された理由を問われたが「人事に関することなので答えは控える」と言及を避けた。

 政府は3回目のワクチン接種についてこれまで、年内に医療従事者を対象として始める方針を示していた。

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