首都圏に住む若者は、こんなことにハマっている

首都圏に住む15~29歳の独身男女に聞いた。電通総研調べ。
 現在、あなたがハマっていることは何ですか? 首都圏に住む15~29歳の独身男女に聞いたところ、高校生・大学生・社会人が共通してハマっていることの上位に「音楽鑑賞」「PCでのインターネット」「アニメ」がランクイン。ネット上のサービスなどを通して無料や安価でできることにハマっていることが、電通総研の調査で分かった。
 高校生がハマっているのは「音楽鑑賞」(31.7%)が最も多く、次いで「PCでのインターネット」「アニメ」(いずれも28.9%)。大学生は「PCでのインターネット」(32.5%)、「音楽鑑賞」(23.3%)、「アニメ」(21.7%)、社会人は「PCでのインターネット」(29.1%)、「音楽鑑賞」(20.3%)、「読書(マンガ以外)」(20.2%)が上位に並んだ。
 「スマートフォン・携帯電話でのインターネット」がトップ10入りしたのは高校生のみ。高校生ではトップ10入りしなかった「恋愛・恋人」は大学生で10位、社会人で9位だった。
ランチよりもカフェを重視
 1カ月に自由に使えるお金は、どのくらいなのだろうか。この質問に対し、高校生が1万970円、大学生が3万6514円、社会人が6万8132円という結果に。また若者は平均して約11個の趣味を持っており、限られた金額で複数の趣味や好きなことへの消費行動を行っていることがうかがえた。
 ランチ代とカフェ代を聞いたところ、高校生と大学生では、カフェの単価がランチよりも高いことが明らかに。「イマドキの若者はランチよりも、誰かと一緒に過ごすコミュニケーションのためのカフェを重視しているようだ。特に高校生のカフェ代は804円と高く、友人や恋人とのコミュニケーションに必要な消費には積極的な傾向が見られた」(電通総研)
 インターネットによる調査で、首都圏に住む15~29歳の独身男女3180人が回答した。調査期間は2012年12月27日から29日まで。

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