首都圏マンション価格、バブル期並み コロナ禍でも人気

不動産経済研究所は25日、2020年に首都圏で販売された新築マンションの1戸あたりの平均価格が6084万円だったと発表した。

 前年比1.7%増でバブル期の1990年の6123万円に次ぐ過去2番目の水準だった。発売戸数は2万7228戸となり、前年比12.8%減だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた昨年春の緊急事態宣言で販売を一時休止して以降、マンション市況は急激に回復。コロナ禍でも都心で駅から近い物件の人気は高く、平均価格の上昇に拍車をかけた。(南日慶子)

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