首都圏在住の現役大学生たちに今どき飲み会の最新事情

「そもそも居酒屋に行かない」「OBのコールにドン引き」「居酒屋よりはカフェ」

居酒屋よりはカフェに行く。最近の夜カフェは夕食も充実しているし、お酒はいらないので」(20才・女性・文学部)

「そもそも居酒屋にほとんど行かない。サークルのメンバーとはファミレスでドリンクバー。居酒屋は高い!」(21才・男性・理工学部)

お金というコストを払って飲み、酔って取り返しのつかないことをする合理性がないと思います。愚行権を行使しているのでしょうか?」(20才・女性・法学部)

「ビールを飲む人が周囲に1人もいない。カクテル飲む人が数名いる程度、あとはみんな飲みません」(22才・男性・人間環境学部)

「居酒屋に入ることはあるが、その場で今夜は飲むかなんとなく決める。必ずしも飲まなければならないわけではないし」(21才・男性・人間科学部)

「OBと飲んだ時にコールをしていてドン引きした。現役の学生は誰もやらなかったです。お酒を無駄使いする無意味な行動だと思います」(20才・女性・法学部)

「若者の酒離れ」は主体的行動の表れ?

以 上のように、現代の若者はサークルなどで「お酒を必ず飲むもの」「居酒屋に行くもの」という前提が崩れていることがわかります。こうした状況を「若者の酒 離れ」として業界不況の原因として問題化することもできますが、一方で「世間に流されず主体的に飲酒すべきかを決定している」と肯定的に捉えることもでき るでしょう。

とは言え、彼らが社会人になれば飲酒文化が未だに健在している企業は少なくありません。お酒をすすめられる機会もあるでしょうから、その際には目上の立場の相手に対してしっかりコミュニケーションを取る必要が出てくるのかもしれません。

(文/しらべぇ編集部・石川海老蔵)

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