骨髄移植でHIVが消滅 治療に新たな手掛かり (共同通信)

 【ワシントン共同】白血病の治療のため、骨髄移植を受けたところ、感染していたエイズウイルス(HIV)が体内から消えたという珍しい患者の症例が、米国の医学誌に報告された。15日米メディアが報じた。提供された骨髄の遺伝子がHIVに耐性を持っていたことから起きたらしい。専門家らは「エイズ治療法として使うのは難しいが、新たな治療法や薬の開発の手掛かりになる」と指摘している。

タイトルとURLをコピーしました