高すぎ電気代を「節約するための7つの方法」。エアコンは我慢せずに使う

―[お笑い節約道場]―

 お笑い芸人の井上ポイントです。小さい頃から節約にはまり、最近はポイ活を駆使して生活をしています。2018年~2019年で100万円相当のポイントを貯めました。毎年40万~50万ポイントを貯めています。我慢は節約ではない、ポイントに振り回されないをモットーにゲーム感覚でポイ活を楽しんでいます。

◆高騰する電気代を少しでも抑える節約術
 
 最近の電気料金は本当に高いですよね。請求額を見てビックリしたという方も多いと思います。

 そんな中、今年の春にはまた値上がりが予定されています。そこで今回は僕が実践している電気料金の節約についてご紹介していきます。

 まず僕は2年前に「エネチェンンジ」という電気料金比較サイトで、東京電力から「ソフトバンクでんき」に電力会社を変えました。当時、1kWhあたりの電力量料金が東京電力より1%~5%安く設定されており、さらに10ヶ月継続して利用すると15,000円のキャッシュバックというキャンペーンがあったのです。電気料金は毎月絶対に支払うものなので、数%でも安く契約できたら年間で数千円の節約になります。そのため、まずは電力会社の見直しがおすすめです。

◆さらに電力会社を見直してお得に!

 今月、僕はまた電力会社の見直しをしました。エネチェンジで扱っている電力会社が減っていたので、今回はエネチェンジを使わずに自力で調べてみました。すると「ソフトバンクでんき」より「Pontaでんき」の方がお得になることがわかったのです。

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 基本料金は同じで、電力量料金がPontaでんきの方が1kWhあたり19銭高かったのですが、毎月300Pontaポイントが貯まるということでPontaポイントに決めました。さらに今ならポイントサイトのモッピーを経由して契約することにより2,000ポイントももらうことができるのです。

 ただ、今は燃料費調整額の上限が撤廃されている電力会社もあるので、電力会社を変えると逆に高くなってしまうという場合もあるのでお気をつけください。

◆電気代節約のために「契約アンペア数」を見直そう

 僕の家庭では、去年の電気料金で一番高かったのが2月の9,236円で、一番低かったのが5月の3,962円、平均すると1ヶ月5,606円でした。うちは4人世帯で、その全国平均が11,000円くらいなので、約半額で済んでいることになります。

 それでは次は普段から行っている節電をご紹介していきます。まずは契約アンペア数の設定です。ここをあまり気にせず契約をしている方も多いのではないでしょうか。

 家族4人だと40Aあれば十分だといわれています。ただ、うちでは30Aで契約しています。ソフトバンクでんきの場合、10A毎で286円が基本料金となっていたので30Aだと858円です。40Aより286円毎月節約できていることになります。

 ソフトバンクでんきにする何年も前から30Aで契約をしていて、今まで一度もブレーカーは落ちたことがないです。生活状況にもよるので30Aが正解ということもないのですが、契約アンペア数の見直しは考えてみてもいいかもしれません。

◆蛍光灯からLEDに変える

 あとは家にある蛍光灯や電球は全てLEDにしています。LEDにすることによって消費電力が減り、電気代が1/3~1/2くらいになるといわれています。かなりの節電ですよね。

 また、LEDは蛍光灯や電球より長持ちします。今使っているLEDシーリングライトは2014年に購入して今まで一度も交換していません。LEDは以前より安く買うことができるのでおすすめです。

◆エアコンの「定期的な掃除」でお得に エアコンやヒーターの節電もやっていますが、我慢することはなく寒いときはヒーターを使い、暑いときはエアコンを使います。

 ただ、エアコンのフィルターは定期的に掃除をしています。そうすることによって効率よく稼働して無駄な電力を使わずに済むのです。

◆湿度を調整することで設定温度を抑える

 ヒーターの節電でもう一つやっていることがあります。それが湿度の調節です。湿度が高いと体感温度が上がります。そこで冬は洗濯したバスタオルを外干しせず、あえて室内で干しています。

 そうすることによって湿度がある程度上がり、体感温度も上がるので、ヒーターの設定温度を抑えることができるのです。

◆冷蔵庫の中は少なめ、冷凍庫の中は多めに

 冷蔵庫での節電もやっています。例えば、冷蔵庫の温度調節は季節によって変えています。夏は「中」で秋から春にかけては「弱」にしています。

 また、冷蔵庫はパンパンに詰めてしまうと消費電力が増えてしまいますが、冷凍庫はある程度詰めておいた方が節電に繋がります。凍った食品自体が保冷剤としてはたらくので冷凍庫内の温度上昇を防ぐことができるのです。そのため、うちでは冷凍庫は常に80%以上は入っている状態にしています。

◆テレビは省エネ設定にする

 テレビの節電もやっており、画面の明るさは省エネ設定にしています。また、1時間何の操作もなかった場合に勝手に切れる設定にしているので、テレビを見ながら寝てしまったときに役立っています。

 今回、ご紹介した節電は全て無理のない範囲でやっています。「節電をしなきゃ!」と思って無理にやってしまうと続かなかったり、健康を害してしまうかもしれません。契約アンペア数の設定を見直したり、LEDに変えるなどは1度やってしまえばあとは勝手に節電に繋がります。皆さんも無理なく節電にチャレンジして、電気料金値上げを乗り切りましょう!

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―[お笑い節約道場]―【井上ポイント】
1983年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。極度の節約好きで、ポイントやキャンペーン情報に精通するお笑い芸人。著書に『お得生活! お金がなくても人生100倍楽しめる!』。ブログ「いの得ブログ」、ユーチューブ「いの得ちゃんねる」にて日々、お得情報を配信中(Twitterアカウント:@InoueJuniti)

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