高卒就職内定率99.3% 宮城・6月末現在

宮城県教委は16日、今春の県内の高校卒業者の就職内定率が6月末現在、前年同期より0.5ポイント高い99.3%に上り、比較可能な2006年以降で最高となったと発表した。東日本大震災の復興需要で、県内企業の求人数が増えたことなどが要因とみられる。
 卒業者2万459人のうち4777人が就職を希望し、4745人(前年同期比153人増)が内定を得た。内定先は県内が3998人(460人増)、県外が747人(307人減)だった。
 学科別の内定率は、普通科が前年同期より1.2ポイント高い98.7%、商業科は0.3ポイント上がって100%を達成した。地域別では、古川が0.4ポイント高い99.3%、仙台が0.6ポイント高い99.2%などだった。

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