高層マンション立ち並ぶ東京・晴海地区、“謎のキーボックス”発見相次ぎ戸惑いの声も

6月16日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)で、高層マンションが建ち並ぶ東京・中央区の晴海地区で相次ぎ見つかっている“謎のキーボックス”について取り上げた。

番組スタッフが晴海地区を訪れると、電信柱や歩道橋の柱など15か所に、計21個ものキーボックスが括り付けられていることを発見。近隣住民に話を聞くと、「何に使われているかハッキリしていないので、いい気持ちはしない」と戸惑いの声を上げた。

この問題解決に取り組む中央区議会の高橋元気議員は「不動産関係者が内見用に置いていくケースや、工事現場の作業員やリフォーム業者が建物のドアを開けるために置いている可能性もある」と説明。また、高橋議員は「区の許可を取っていない民泊業者」がキーボックスを使用している可能性も示唆した。

この民泊について、地元住民に話を聞くと、「タワーマンションの周りはスーツケースを持った人をよく見る」という証言が…。そこで、都内で民泊を営む関係者に取材すると、「民泊を経営する多くは投資目的。昼間に仕事をしていることを考えると、ゲストを迎える時間に必ずしも立ち会えるとは限らない。そういった場合にキーボックスはよく使う」と話した。

番組MCを務めるタレント・千原ジュニアは「家の近くにキーボックスが吊り下がっていたら、いい気持ちはしない」と眉をひそめ、お笑いコンビ・TKOの木下隆行は「僕も物件の内見で、不動産屋が立ち会わないので、あんな感じのキーボックスから鍵を受け取ったことがある。住むかもしれない家の鍵をそんな感じで置いてるんや…と不安になった」とコメント。

これに、ジュニアは「不動産屋も人手不足とかいろんな事情があるんでしょうけど」としつつも、「電信柱に住宅のチラシが貼ってあることもいい気がしない。そこに『4億円!』とか書いてあっても、買う人おるんか?と思う」と話した。

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