〝第2のガーシー〟が出現か。高岡蒼佑(41)が自身のインスタグラムで、俳優の綾野剛や所属事務所の社長に就任したばかりの小栗旬らへの攻撃を開始したのだ。ガーシー(東谷義和)容疑者(51)が常習的脅迫の疑いなどで逮捕されたばかりの時期に、いったいなぜ? 渦中の高岡に聞いた。
口火を切ったのは、ガーシー容疑者を名誉毀損などで刑事告訴していた綾野への忠告だった。高岡は11日に自身のインスタグラムのストーリーズに同容疑者と綾野の記事を引用し、「剛もコソコソしてないで前みたいに自信持って大胆にしてたらいいのに 同級生として言いたいけど 気持ち悪い遊び方してたのは自分なんだから」と書き込んだ。
その後も投稿は続き、綾野が所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテインメント」への糾弾が始まった。同事務所は小栗が社長に就任したばかり。高岡はジャニーズ事務所とトライストーンを「二大共演NG事務所」としたうえで、特に小栗には、過去の振る舞いを列挙し、厳しい批判をしている。
「新社長の方が性悪だと思うけど君たちみたいなのがトップだから日本の芸能界もおかしくなってるのよ。困った時だけ そうちゃ〜ん じゃないんだよ」「あいつは昔から狡猾過ぎる 一度根性を叩き直された方がいい」「裏でなんと言われているのか とんだ裸の王様」
高岡は綾野や小栗とは同世代で、映画「クローズZERO」シリーズで共演し、役者仲間として交友関係にある。高岡の一連の投稿にネット上では「ガーシーの件もあったばかりなのに大丈夫か」「高岡が暴れまくっていて危ない」と驚きの反応があったのは当然だろう。
民事訴訟や警察ざたに発展してもおかしくないリスクがある中、高岡はなぜ実名での告白に踏み切ったのか。
「ガーシーが政治や企業さんを敵に回してやった行動は分からないことではあるが、トライストーンのことに関してはそうだろうなと。自分も実害を受けている部分がある。ジャニーズの件もジャニーさんが亡くなって、どんどん出てくる。死人に口なしで片付けられるところもある。こんな時代だし、自分もいつどうなるか分からない。こんなドロドロしたものを墓場まで持っていきたくない。(告白することで)浄化されるといい」
高岡は25日に格闘技大会「競拳23」で、後藤真希の弟・後藤祐樹との対戦を控える。そのため売名や宣伝疑惑まで出ているが、否定した。
フジテレビの韓流偏重批判騒動で、芸能界から干された苦い過去もあるが、現在は誰にも縛られないフリーの立場だ。「自分の身に起こったストレートなノンフィクション話をこれからも気を遣うことなく発信するというだけ」
長年、抱えてきた芸能界への怨嗟を解き放った高岡が、ガーシーに代わって、芸能界を新たに恐怖に陥れることになるのか。