宮城県内の高校生が地元の食材を活用した弁当のアイデアを競う「高校生地産地消お弁当コンテスト」(県主催)で入賞した4作品の試食会が14日、県庁であった。いずれも県内外のスーパーやコンビニで15日から順次販売される。
最高賞の県知事賞は、仙台大明成高の「みやぎキラキラstone弁当」(537円)。ショウガを効かせた仙台麩(ふ)の唐揚げがメイン。シイタケの軸やニンジンの飾り切りで余った部分をおにぎりに加え、食品ロスを減らす工夫もした。
みやぎ生協全店で15日から約1週間販売する。同校1年の佐々木美結さん(16)は「県食材をたくさん使い、彩りやバランスもいいので、食べて元気になってもらいたい」と話した。
優秀賞は3作品。亘理高の「亘理発!今昔ほっこりお弁当」(537円)はミニストップ、気仙沼高の「かき飯弁当」(626円)はミニストップとイオン、築館高の「食べてみらいん!みやぎの美味(おい)しいたけ弁当!!」(645円)はウジエスーパーで15日以降、期間限定で売り出す。
コンテストは11回目。県内20校から167点の応募があった。