鳥羽シェフ“内定発言”の痛すぎる代償…“命綱”ミシュラン一つ星はく奪の可能性

広末涼子(42)のW不倫が報じられてから早1ヵ月。そのお相手であるフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)は、騒動によって料理人としてさらなる窮地に立たされているようだ。

騒動によって、これまで株式会社ユーグレナとのコーポレートシェフ契約や、六甲バターと結んでいた’25年の大阪・関西万博に向けたメニュー開発等の契約が解除となっていた鳥羽氏。出演していた『きょうの料理』(Eテレ)は事実上の降板となり、地元である埼玉県戸田市の「とだPR大使」も退任することとなった。

「7月5日には、鳥羽さんに密着したドキュメンタリー映画『sio/100年続く、店のはじまり』の上映と配信の中止が決定。鳥羽さんは、調理専門校のレコールバンタンの調理&フードブランドプロデュース学部の学部長を務めていましたが、この役職も退任することとなりました」(料理業界関係者)

さらに7月10日には参加を予定していた芸術祭「道後アート2023」の不参加が判明。同イベントで鳥羽氏は4組のクリエイターと共に「DIRECTOR’S MARKET」というプログラムに携わる予定だったが、担当事務局は「実行委員会で協議した結果、鳥羽氏の一連の報道に関して『道後アート2023』の企画・趣旨から外れ、参加が適切ではないと判断しました」と発表したという。

W不倫についての謝罪文で《今後は、改めてゼロから料理に向き合いたいと思います。自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした》と綴っていた鳥羽氏。しかし、外堀を埋められ、料理人としてどんどんと窮地に追い込まれている。

■ミシュラン徹底反論で一つ星はく奪の危機

そんななか、さらなるピンチが鳥羽氏に訪れている。「sio」が「ミシュラン・ガイド東京」で一つ星を獲得し、その結果、“ミシュラン・シェフ”の称号を得た鳥羽氏。「東スポ」が7月1日にアップした取材記事で、《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから》と発言している。

ところが、本誌が取材したところ、ミシュランの担当者は《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません》と内定を完全否定。その影響で、“一つ星はく奪の危機”にあると前出の料理業界関係者は指摘する。

「ここまで明確にミシュランが反論していますから、ミシュランの鳥羽氏に対する心証はあまりよくないでしょう。もし仮にミシュラン側が今年も星を与える予定だったとしても、ミシュランの信頼性を揺るがしかねない発言を堂々とメディアに話してしまったことで、取り消される可能性も十分あるでしょうね」

料理業界に進出した当時を回想し、《漠然とミシュランガイドに載る店のシェフになりたいみたいに考えていただけなんです》(「ウェルビーイング100」’22.06.27)と語っていたように、鳥羽氏にはもともとミシュランへの憧れがあった様子。

そして’18年に『sio』をオープンすると、わずか1年でミシュランガイドの一つ星を獲得する店にまで同店を仕立て上げた。その後、4年連続で一つ星を獲得している。

「『sio』は予約が取れない店として評判でした。もちろん鳥羽さんの腕が評価されたからでしょうが、ミシュランが箔をつけたことで集客効果があったというのも間違いなくあるでしょう。

またミシュランを初めて獲得した直後、’19年に純洋食とスイーツの『パーラー大箸』をオープン。その後も’21年に『ザ・ニューワールド』、『㐂つね』、『Hotel’s』そして’22年に『おいしいパスタ』を開店しています。事業拡大を加速させるほど、ミシュランは鳥羽さんに様々な恩恵をもたらしているはずです。

いわば、鳥羽さんにとってミシュランは料理人としての“命綱”。もし一つ星がはく奪された場合、今後の料理人人生に大きなダメージを与えかねません」(前出・料理業界関係者)

鳥羽氏は、いつまで命綱を繋ぐことができるだろうか?

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