鶏肉、全て国産に=消費者不安へ対応―日本KFC

 日本KFCホールディングスが、運営している「ケンタッキーフライドチキン」の店舗で使用する鶏肉を全て国産にすることが18日、分かった。現在は期間限定商品の「レッドホットチキン」で米国産と国内産を併用しているが、販売を終了する9月以降は消費者の不安を考慮し、全て国産に切り替える。
 日本KFCは、主力商品「オリジナルチキン」ではこれまでも100%国産の鶏肉を使用している。今回、他の商品も国産にすることで「よりおいしく、安全、安心なチキンを提供できる」(広報)と説明している。
 国産への切り替えにより、海外で加工したチキンを販売するコンビニとの差別化を図る狙いもある。日本KFCは国産化に向けて、鶏肉の調達先となる全国約200カ所の登録農場と調整を進めている。 

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