宮城県角田市藤田の阿武隈川河川敷で29日、「第17回かくだ菜の花まつり」が始まった。3.2ヘクタールの畑に約250万本の菜の花が咲きそろう。まつりは5日まで。
オープニングイベントでは、地元の中高生らが合唱や吹奏楽の演奏を披露した。神楽や太鼓演奏、歌謡ショーなどもあり開幕を盛り上げた。地場産品の出店も並び、ポニーの体験乗馬や小動物ふれあいコーナーが子どもたちの人気を集めた。
散策路が迷路のようになった花畑で、来場者は記念撮影をしたり弁当を広げたりして楽しんだ。孫や友人らと訪れた柴田町の事務職岡和子さん(61)は「菜の花の黄色と緑のコントラストがじゅうたんみたいで奇麗」と話した。3~5日は阿武隈急行角田駅から会場まで無料シャトルバスが運行される。