1人当たり県民所得2.8%増 13年度、4年連続プラス

内閣府が1日発表した2013年度の県民経済計算によると、1人当たりの県民所得は平均で前年度比2.8%増の306万5千円となった。前年度を上 回るのは4年連続で、45の都道府県で増加した。景気の持ち直しに加え、人口が減ったことが1人当たりの県民所得を押し上げた。

伸び率が大きかったのは栃木県(8.5%増)や福島県(8.7%増)。福島県は東日本大震災からの復興需要で県内総生産も6.9%伸びた。地域間格差の大きさを示す「変動係数」は13.89と0.15ポイント低下し、1995年度以来の低水準となった。

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