10月に福島応援ツアー 風評克服策を探る 仙台商議所

 仙台商工会議所は、10月8、9日に福島応援ツアーを実施する。商議所の会員30人が福島県の浜通りを訪れ、福島第1原発事故の風評被害克服に向けた支援策などを探る。
 一行は原町、相馬の両商議所を訪問し、復旧復興の現状と今後の課題について意見交換する。東北6県商議所などの被災地支援事業として、全国から寄付された重機、工作機械も贈呈する。
 全住民が避難している浪江町や、IHIの相馬工場(相馬市)の視察を計画する。仙台商議所は「浜通りは今も厳しい状況が続いている。組織内に支援策を求める声があり、ツアーを企画した」と話している。

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