コンビニのセルフ式コーヒーマシンで、100円で購入したコーヒーのカップに150円のカフェラテを注いだとして、福岡県警春日署は21日、同県那珂川市の会社員の男(62)を窃盗容疑で現行犯逮捕した。男は「わざとカフェラテのボタンを押した」と容疑を認めているという。
発表では、男は同日朝、同市のセブン―イレブンの店舗で、レギュラーサイズのコーヒー代金100円を支払い、店員から受け取ったカップにコーヒーマシンから150円のカフェラテを注ぎ、カフェラテを盗んだ疑い。店の経営者が以前、男に似た人物が同様の行為をする様子を目撃していたことから、カフェラテを注いだ男を取り押さえた。
セブン&アイ・ホールディングス(東京)によると、コーヒーの種類やサイズは客がボタンを押して決めるが、何が注がれているかは従業員がカウンター内から確認できるという。