11月の携帯契約件数、ドコモが純減に 5年3カ月ぶり

 NTTドコモの11月の携帯契約件数は、新規契約から解約を差し引いた数が4万件強の純減となることがわかった。純減に転じるのは2007年8月以来、5年3カ月ぶり。通信会社を変更しても同じ番号が使える「番号持ち運び制度(MNP)」も21万件強の転出超過とMNPが始まった06年10月以降、最悪の数字となるもようだ。
 KDDIとソフトバンクモバイルが9月21日に発売した米アップルの人気スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」で販売攻勢をかけており、「5」を扱っていないドコモの顧客が両社に流れた格好となった。

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