調査会社BCNが2日発表した11月の薄型テレビの販売台数は前年同月比5倍となり、伸び率は過去最高を記録した。12月から家電エコポイント制度の付与ポイントがほぼ半減されたが、これを前に駆け込み需要が一気に膨らんだ。具体的な販売台数は明らかにしていない。
販売金額は前年同月比3・8倍だった。平均単価は7万6300円で、10月に比べ5・0%上昇。店頭で品薄が相次ぎ、割高な商品が売れたためという。20型台が8・8%値上がりし、40型が6・3%、30型が5・6%アップした。
調査は全国約2300の家電量販店を対象に実施した。