11月の電気料金 前月より384円上昇 2か月連続値上がり

東北電力のことし11月請求分の電気料金は、政府の補助金が縮小されたことから使用量が平均的な家庭で前の月よりも384円上昇し、2か月連続で値上がりします。

電気料金は、火力発電の燃料となる原油やLNG=液化天然ガスなどの輸入価格をもとに、毎月、見直しを行っています。

東北電力によりますと、ことし10月に使用し11月に請求される電気料金は、使用量が平均的な家庭で前の月よりも384円上昇し、8186円となり、2か月連続で値上がりします。

原油やLNGなどの燃料価格は下がったものの、政府の家庭向けの補助金が1キロワットアワーあたり4円から2.5円に縮小されたことを反映したためだと説明しています。

東北電力は、今後の電気料金について「エネルギー価格は国際情勢によって大きく変わる可能性もあるため不透明な状況が続くだろう」としています。

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