12月の求人倍率1・43倍…25年ぶり高水準

厚生労働省が31日午前に発表した2016年12月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・02ポイント上昇の1・43倍で、1991年7月以来、25年5か月ぶりの高水準となった。

正社員の有効求人倍率は0・92倍で、正社員を区分して統計をとるようになった2004年11月以降で最高となった。

求人票を受理したハローワークごとの受理地別と、実際に仕事をする就業地別の有効求人倍率がそろって全都道府県で1倍を超えるのは、3か月連続となった。受理地別では最高が東京都の2・05倍、最低が沖縄県の1・02倍だった。

また、16年平均の有効求人倍率は前年比0・16ポイント上昇の1・36倍で、1991年以来、25年ぶりの水準となった。

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