14日から「まちフェス」 亘理、山元、新地

東日本大震災で被災した宮城県亘理、山元両町と福島県新地町を会場に、さまざまな体験プログラムを通じて地域の再発見や住民との交流を図る「まちフェス 伊達ルネッサンス」が14日、始まる。10月27日まで。
 復興支援に携わる若者らが企画し、今年1~2月に続き2度目。今回は延べ400人が参加できる24のプログラムを準備し、地元住民らが案内役を務める。
 サツマイモを収穫し亘理町の産直施設で直接販売する企画(14日)や、山元町で栽培するソバとイタリアントマトなどの試食会(16日)、新地町ではホルンの体験演奏(10月12日)などを予定する。
 10月19、20の両日は、津波で浸水した亘理町吉田東部地区で熱気球に搭乗し、被災地を見下ろすイベントがある。
 前回は25のプログラムに約370人が参加した。事務局を担う一般社団法人ふらっとーほくの松島宏祐さんは「プログラムの内容を一新し、以前参加した方も楽しんでもらえるはず」と話す。
 参加には予約が必要。連絡先は、まちフェス実行委員会事務局090(2953)0289。

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