22ヵ所に拠点保育所 仙台市方針

国の子ども子育て支援新制度が2015年度本格施行されるのに合わせて仙台市は21日、公立保育所22カ所を「地域拠点保育所」に指定し、保育サービスの充実を進める方針を明らかにした。
 拠点保育所は、45カ所ある市立保育所のうち、地域に居住する就学前児童数や民間も含めた保育施設の配置などを踏まえて選んだ。
 区ごとの内訳は、落合保育所など青葉区の6カ所を筆頭に、袋原など太白区に5カ所、宮城野、泉両区が4カ所ずつ、若林区に3カ所とした。
 拠点保育所には通常業務に加え、地域の保育施設、子育て支援ボランティア団体との連携や、新設保育所への支援などの機能を持たせる。大規模災害時には情報、物資搬送の中継拠点としての役割も果たす。
 21日あった市議会健康福祉常任委員会で説明した。市子供未来局の担当者は「各地域で顔の見える関係を構築できるよう、徐々に機能を充実させたい」と述べた。

タイトルとURLをコピーしました