26年度のトップは「アクア」 12%減でも3年連続V

平成26年度(3月期)の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」が前年度比12・1%減の22万8375 台ながら3年連続で首位となった。2、3位に軽自動車が入り、上位10車種でも前年度と同じ過去最多7車種を軽が占め、軽の根強い人気を印象づけた。

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日、発表した。

2位はダイハツ工業の軽「タント」が19%増の21万4865台、3位はホンダの軽「N-BOX」が16・4%減の18万8922台だった。大手メーカー が軽の新型モデルを相次いで発売したことにくわえ、27年4月からの軽自動車税の増税を前にした駆け込み需要も影響した。

軽のほかはHVモデルが人気のホンダの小型車「フィット」とトヨタ(HV)「プリウス」がランクイン。軽以外はすべてHVとなり、燃費性能が良くエコカー減税の恩恵を受ける車種が売れ筋であることが浮き彫りになった。

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