3年連続の9割超 宮城県内の高卒者就職内定率

宮城労働局は18日、3月に卒業した高校生の就職状況(3月末現在)を発表した。内定率は95.9%で、前年同月比1.7ポイント上回った。90%を超えたのは3年連続。求人倍率は1.66倍で、0.21ポイント上昇した。

 卒業した2万3480人のうち、求職者は5123人で前年同月に比べ0.8%増えた。県内求人数は、7353人で前年同月比895人(13.9%)も増えた。

 業種別では、製造業が1.7%増の2223人でトップ。次いで卸売・小売業1255人(23.4%増)サービス業1046人(0.9%増)建設業827人(13.1%増)と続く。

 県内10カ所の職業安定所別の求人数は、大和を除く9カ所で改善。仙台が前年同月比16.1%増の4048人、古川が10.6%増の833人、石巻は24.6%増の654人だった。

 宮城労働局は「全体として雇用環境の改善がうかがえる。ただ、約200人が内定を受けておらず、この解消に努めたい」と話している。
2007年04月19日木曜日

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