5人に1人ED自覚 診療や症状に誤解も

 成人男性の5人に1人がED(勃起障害)だと自覚しているにもかかわらず、多くの人が症状や診察内容について誤解していることが、バイエル薬品(大阪市)の調査で分かった。
 調査は昨年12月、20~59歳の男女を対象に実施し、824人から有効回答を得た。
 それによると、男性の19・9%が自身をEDだと思っていると回答。世代が上がるにつれて自覚している人の割合は増え、50代では35・9%に上った。
 一方で、どれがEDの症状に当てはまるかどうかを聞いた質問では、「射精できない」(44・8%)、「性欲がわかない」(30・2%)など、EDに当てはまらない症状を回答するケースが目立った。診察内容でも、初診時に基本的には行われない性器への触診について、39・6%があると思っており、誤解が見られた。

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