5年ぶりエルニーニョ現象 暖冬の可能性

気象庁は、世界各地で異常気象が起こりやすいとされる「エルニーニョ現象」が5年ぶりに発生していると発表した。北日本を除いてこの冬は暖冬になる可能性が高いという。
 「エルニーニョ現象」は南米沖の太平洋の海面の水温が平年よりも高くなる現象で、世界各地で異常気象が起こりやすくなるとされている。
 気象庁によると、この海域では今年6月以降、海面の水温が平年よりも0.5℃以上高くなっていることから、2009年以来5年ぶりに「エルニーニョ現象」が発生していると発表した。「エルニーニョ現象」が発生すると、日本では暖冬や冷夏になる傾向がある。このため、気象庁は北日本を除いてこの冬は暖冬になる可能性が高いとしている。

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