太陽の一部が月に隠される「部分日食」が6日、全国各地で見られる。仙台市天文台(青葉区)によると、仙台で観察できるのは2016年3月以来という。
午前8時44分43秒から南東の空で太陽が欠け始め、11時42分31秒までの約3時間にわたって観測できる。10時9分42秒に「食の最大」を迎え、太陽の上半分が隠れるという。
市天文台の担当者は、太陽を直接見ると目を痛めるため、専用の遮光ガラスを使用したり、小さな穴で投影したりして観測するよう呼び掛けている。
市天文台は同日午前8時45分から、無料の特別観察会「部分日食をみよう」を開く。連絡先は市天文台022(391)1300。
仙台管区気象台によると、6日の宮城県内の天気は東部、西部とも曇り時々晴れの予報となっている。