8都県で7783人孤立…大雪で通行止め続く

 関東甲信から東北にかけての大雪の影響は17日も続き、道路の通行止めなどのため8都県で少なくとも7783人が孤立状態となっている。
 山梨県の午後4時現在のまとめでは、南アルプスの麓の早川町が、町外に続く県道の除雪が進まないため、全町民1183人が孤立状態。同町に加え、笛吹市や甲府市など13市町村の少なくとも1753人が孤立している。
 また、宮城県丸森町で約2400人、東京都青梅市で141人が孤立するなど、各地で影響が残っている。同市の御岳山地区では、集落につながる御岳登山鉄道のケーブルカーが運休し、陸上自衛隊がヘリコプターで食料を輸送する方針。
 一方、長野県軽井沢町―小諸市間の国道18号(約18キロ・メートル)は、トラックなど約400台が動けない状態が続いていたが、除雪が進んだため17日午後から徐々に動き始めた。

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