98サイト改ざん被害、広告配信通じウイルス (読売新聞)

 毎日新聞のニュースサイトなど国内98サイトが24日夜、ネット広告会社の広告配信を通じて改ざんされ、コンピューターウイルスを埋め込まれていたことが分かった。
 サイトを閲覧すると別の不正サイトに自動的に移動、偽のウイルス対策ソフトによってクレジットカード番号などの個人情報を盗まれた恐れがある。延べ閲覧者数は約800万人に上るとみられる。
 ほかに改ざんが確認されたのは、口コミでグルメ情報を紹介する「食べログ」や家電などの価格を比較する「価格.com」、ニュースを配信する「J―CASTニュース」など。
 これらのサイトにバナー広告を配信しているネット広告会社「マイクロアド」(東京)のサーバーが海外からのサイバー攻撃を受けてプログラムを書き換えられ、契約している各サイトへの広告配信を通じて次々と感染を広げたとみられる。同社によると、24日午後9時半頃改ざんされ、午後11時半頃に修復した。同社はその間の延べ閲覧者数は約800万人に上るとみている。

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