少年誌の長期連載でギネス記録を更新中の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主なキャラクター3人の新たな銅像が完成し、東京都葛飾区のJR亀有駅前で7日、除幕式が行われた。原作者の秋本治さんの要望で今回は初めて、カラーの銅像になった。
区は10年前から、亀有地区の街おこしにと、主人公の警官「両さん」こと両津勘吉らの銅像14体を設置。今年、週刊少年ジャンプでの連載開始40周年を迎え、両さんら3人をセットにした15体目を作った。費用は約1000万円。
式典には秋本さんのほか、来月の舞台公演で両さん役を務めるラサール石井さんらが参加した。秋本さんは「等身大のフィギュアだと思って楽しんで」とご満悦。亀有商店街協議会の仲林和夫会長も「立派な銅像で亀有を発展させていきたい」と語った。