<さっぽろ雪まつり>「故宮博物院」の大氷像も登場…開幕

札幌市の冬の祭典「第63回さっぽろ雪まつり」が6日、市内3会場で開幕した。12日までの期間中、大小合わせて228基の雪氷像が街を彩り、国内外から200万人以上が訪れる。
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 今年は東日本大震災の被災地を応援する企画が多く、メーン会場の大通公園には福島・会津の鶴ケ城の大雪像、被災地の子供から公募したデザインの大氷像などが登場。市民が造る雪像では大津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」や、女子サッカーの澤穂希選手らが人気を集めている。
 大通公園のオープニングセレモニーでは、上田文雄市長が「皆様ようこそおいでくださいました」とあいさつ。「毎日氷の広場」では、台湾の観光名所「故宮博物院」の大氷像(高さ15メートル、幅18メートル、奥行き16メートル)が制作され、関係者がテープカットして完成を祝った。【中川紗矢子】

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