すずめ踊り発祥の地とされる仙台市青葉区八幡町で6日、大勢の市民がすずめ踊りを披露する「第10回どんとロード八幡雀踊り」(八幡地区まちづくり協議会主催)があった。
仙台すずめ踊り連盟所属の愛好団体や地元小中学校など29団体約950人が参加した。午前中は大崎八幡宮本殿前など境内で踊り、午後は八幡宮前の国道48号に集結。各団体が約500メートルを流しながら踊った後、最後に全員が再び沿道に並び「総踊り」を披露した。
あいにくの雨だったが、おはやしの音色に合わせ、リズミカルで軽やかな跳ねを見せた。沿道からは歓声が上がり、声援が送られていた。
この催しは2006年、大崎八幡宮の御鎮座四百年奉祝記念大祭を機に、どんとロード八幡フェスタを改称して始まった。