宮城、山形両県の経済交流や圏域としての活性化策を探る「宮城・山形未来創造フォーラム」が27日、仙台市青葉区の仙台国際ホテルで開かれる。広域観光の重要性や蔵王山(蔵王連峰)を生かした観光振興をテーマに据える。
両県と仙台、山形両市や経済団体でつくる「宮城・山形未来創造会議」の主催。東北観光推進機構の紺野純一専務理事が「東北地域の観光活性化について」と題して基調講演する。
ことし4~6月に火口周辺警報が出された蔵王山に関し、宮城県蔵王町観光物産協会の門脇次男会長と山形県蔵王温泉観光協会の岡崎明観光宣伝委員長が、それぞれ取り組みを発表する。
フォーラムは、両県が2007年に策定した連携基本構想「みらい創造! MYハーモニープラン」に基づく。参加無料で定員150人。希望者は19日までに各県の担当課に申し込む。
連絡先は宮城県震災復興政策課022(211)2409、山形県企画調整課023(630)3356。