<るーぷる仙台>正宗と市電 新車両2台登場

仙台市は14日、観光循環バス「るーぷる仙台」の新車両2台を公開した。既存車両の老朽化に伴い、仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を記念した「政宗号」、市民の足として親しまれた仙台市電の配色を採用した「市電カラー号」を新たに導入する。2台は15日に運行を始める。
2台ともノンステップバスで50人乗り。政宗号は前面にかぶとの前立て「弦月」をあしらい、歴代藩主が所用した「山形文様陣羽織」の意匠を取り入れた。市電カラー号は1960年代後半以降のワンマンカーと同じ緑とクリーム、オレンジの3色を配した。
既存車両のうち1台を廃止し、1台を予備にする。通常使われる車両は計7台で変わらない。市観光課の今井吏(おさむ)課長は「るーぷるのデザインは全て異なる。好きな配色を見つけて楽しんでほしい」と話した。

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