<アサヒビール>初摘みホップ使用 東北の実り第三のビールに 復興支援で発売

アサヒビール(東京)は21日、山形県産の初摘みホップを使用した東北限定の第三のビール「クリアアサヒ とれたての贅(ぜい)沢」を発売する。同社のナショナルブランドの東北限定商品は初めて。
新商品は山形県産のホップに加え、同社が東日本大震災の復興支援として東松島市の津波被災地で栽培した大麦も使い、本宮市の工場で生産した。
仙台市内で20日あった発表会で、同社の秋本浩志東北統括本部長が「コクはあっても飲みやすい。東北の食材と楽しんでほしい」とPR。東松島市の古山守夫副市長は「ふるさと納税の返礼品になった。震災を風化させないよう東北以外の皆さんにも飲んでもらいたい」と訴えた。
東北6県のスーパー、コンビニエンスストアで販売する。1本につき1円が被災地復興に充てられる。
クリアアサヒは同社の第三のビールの基幹ブランド。年々、販売数量を伸ばしている。

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