イオングループの事業会社、イオンリテール(千葉市)は1日、仙台市青葉区立町に市内3店舗目となるミニスーパー「イオンエクスプレス仙台立町店」を開店した。中心市街地の利用客を想定し、コンビニでの取り扱いが少ない生鮮品の品ぞろえを手厚くしているのが売りだ。
JR仙台駅から西に約1.7キロ、西公園に近い国道48号沿いにある集合住宅1階に出店した。コンビニが使っていた場所で店舗面積は205平方メートル。 徒歩5分圏内の住民約2600人をターゲットにする。野菜や精肉といった生鮮品、弁当、総菜、飲料、日用雑貨など計約4000種類の商品をそろえる。営業 時間は午前8時~午後11時。
開店直後に来店した女性は「周辺にコンビニはあったが、生鮮品を扱うスーパーがなかったので助かる」と品定めをしていた。
同社東北カンパニー(青葉区)の担当者は「珍しい商品は置いていないが、市中心部のお客さまに『近くにあって便利』と感じてもらえる店にしたい」と抱負を語る。
エクスプレスは200~300平方メートル程度の小型店。仙台市内ではほかに仙台荒町店(若林区)と仙台花京院店(青葉区)がある。