<オリザ賞>コメ通じ地域活性化

◎宮城県農協中央会3団体を表彰

コメ作りを通じた地域交流など優れた活動をたたえる第7回オリザ賞(宮城県農協中央会主催、河北新報社・東北放送共催)の表彰式が19日、仙台市青葉区の仙台国際センターであった。
県農協大会に合わせて開催。大賞に選ばれた三田鳥営農組合(栗原市、柴山均代表理事)、準大賞の宮城農高(名取市、佐々木英一校長)、特別賞のたじりエコベジタブル(大崎市、佐々木陽悦社長)の3団体に、県農協中央会の石川寿一会長が賞状を手渡した。
三田鳥営農組合は2010年、県内第1号の「集落ぐるみ型」農事組合法人として設立。コメのほか、大豆の集団転作や乾燥調整作業の受託などを通じて生産性や品質向上に取り組む。
宮城農高は、直播栽培の普及など東日本大震災で被災した地域での復興活動が評価された。たじりエコベジタブルは長年にわたる環境保全型農業の実績が受賞理由となった。
オリザ賞は、河北新報社の連載企画「オリザの環(わ)」の趣旨に賛同した県農協中央会が1997年に創設。3年に1度表彰している。

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