東北産ホップと宮城県産ササニシキを使ったキリンビールの「一番搾り 仙台づくり」の出荷式が18日、仙台市宮城野区の同社仙台工場であり、宮城県内の量販店などに送り出された。
横山昌人工場長が「宮城への感謝の気持ちを込め製造した。多くの人に味わってほしい」とあいさつ。村井嘉浩宮城県知事は「県産ササニシキが入った仙台づくりが売れれば、地域振興と東日本大震災からの復興につながる」と述べた。
25日から宮城県内を中心に販売される。発売3年目となる今年は、仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を6缶パックなどに記載した。同社は他の東北5県でも、県ごとの地域限定ビールを7月に発売する。