<サッカー日本代表>東北ゆかりの選手に声援 宮城県での代表戦は5年10ヵ月ぶり

宮城県利府町の宮城スタジアムで9日にあったサッカーの国際親善試合キリン・チャレンジカップで、日本はエルサルバドルに2-0で快勝した。宮城での代表戦は5年10カ月ぶり。詰め掛けた3万8092人のサポーターらは、東北ゆかりの選手や18歳5日とフル代表史上2番目の若さでデビューした久保建英(FC東京)らの活躍に歓声を上げた。
 仙台市育ちでJ1仙台のGKシュミット・ダニエルがフル出場。後半22分、久保建がピッチに立つとスタンドは大いに沸いた。途中出場した共に青森山田高出のDF室屋成(FC東京)、MF柴崎岳(ヘタフェ)にも大きな声援が送られた。
 初めて日本代表戦を観戦した宮城県柴田町槻木小5年の石垣要君(10)は「久保選手はファーストタッチから上手だった」と興奮気味。
 FCみやぎ出身のMF香川真司(ベシクタシュ)はけがで欠場したが、同クラブに所属する仙台市広瀬中3年の米田聖那さん(14)は「自分も香川先輩のように代表選手になれるように頑張りたい」と語った。

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