仙台市地下鉄の泉中央駅前で建設が進められている商業施設「セルバテラス」が11月11日を軸に開業を予定していることが18日、関係者の話で分かった。 北隣に建設中の「仙台循環器病センター」も10月1日の開院を予定しており、駅周辺は大規模再開発による新装の秋を迎える。
セルバテラスの建設は、周辺を所有する住友商事の「仙台泉中央駅前78街区プロジェクト商業計画」の一環。
計画によると、テラスは地上4階、地下1階で、延べ床面積は約1万3500平方メートル。約5000平方メートルの店舗面積には食品店やレストラン、カ フェなど約30店が入居する。循環器病センターと兼用の駐車場が200台分ある。住友商事子会社の住商アーバン開発が運営する。
テラスに隣接する「仙台循環器病センター」は泉区本田町から移転する。センターは県成人病予防協会の付属病院で、地上6階、病床数116を予定している。10月1日に開院し3日から一般外来を受け付ける。
診療科目は循環器内科をはじめ、内科、外科、麻酔科、心臓血管外科、消化器外科、呼吸器内科。
センターには、協会が市名坂診療所で行っている健康診断や人間ドック業務も集約する方針。