<トイ・ストーリー>トトロが“出演”最新作「3」に ジブリとディズニーの友情で

ディズニー/ピクサーの新作長編CGアニメ「トイ・ストーリー3」(リー・アンクリッチ監督)の完成披露試写会が25日、東京都内で行われ、アンクリッチ監督、ダーラ・K・アンダーソンプロデューサーが来日し、宮崎駿監督の劇場版アニメ「となりのトトロ」のトトロが登場することを明らかにした。アンクリッチ監督は「ピクサーとスタジオジブリは長い友情関係で結ばれています。それを確認し、宮崎監督に話したところ、トトロをおもちゃとして、オマージュとして映画に登場させました」と出演の経緯を語った。
 「トイ・ストーリー3」は、「2」から10年後が舞台。おもちゃの持ち主のアンディが大学に入学するため家を出て、ウッディとバズ・ライトイヤーたちは保育園に寄付されてしまう。しかし、保育園は乱暴な子供たちが集まる「おもちゃの地獄」だった。そんな状況にたまりかねたバズは脱出を図ろうとする……というストーリー。
 「1」「2」からの完結編という形で描かれた本作について、アンクリッチ監督「3本が一つの大きな物語を説明していると考えており、とてもいい終わり方ができたと思っています。今後のことは未定ですが、周りの方からいろいろと話を聞き、キャラクターたちが本当に愛されていることがうれしく思います」と話した。
 試写会後のイベントにはAKB48の高橋みなみさん、宮澤佐江さん、北原里英さん、宮崎美穂さんがゲストで登場した。映画は7月10日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル) 

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