<ベガルタ>ユアスタ今季は「お祭り空間」

サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台が、試合開催日のユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)周辺を、お祭り空間にする取り組みを始めている。入場 券なしでも楽しめるライブや出店を増やし、「サッカーに関心が高くない人にも、会場に足を運んでもらいたい」と集客力アップを狙う。

◎アーティストライブ/グルメ充実/砂金採り体験
4日のホーム清水戦(午後1時半開始)では、午前11時から北エントランス広場を会場に、蔵王町出身のシンガー・ソングライター「幹(MIKI)」さんの ライブや大道芸のパフォーマンスがあるほか、ケータリングカーの台数を増やして焼きそば、ホットドッグ、ケバブなどを販売する。
県内自治体とタイアップした観光PRの一環として、涌谷町の天平ろまん館による砂金採り体験コーナーも設ける。
今季は復興ライブと銘打ち、リーグ戦のホーム全試合で、地元ゆかりのアーティストらを招いたライブをスタジアム外でも開催。Rakeさん、遊佐未森さんらの出演を予定している。日程は決まり次第、クラブホームページで知らせる。
イベントに力を入れるのは、近年の観客動員の低迷対策。新たなファン獲得に向け、プロ野球東北楽天が取り組む球場の「ボールパーク化」を参考に、スタジア ムの魅力を高めることにした。ベガルタ仙台事業部は「試合のほかにも観客が楽しめる工夫を凝らし、子どもが遊べる施設も設けたい。観光PRをしたい自治体 とも一緒にイベントをしたいので連絡してほしい」と話している。

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