ことしで30回目を迎えた「SENDAI光のページェント」(実行委員会主催)のメーンイベント「サンタの森の物語」が23日夜、仙台市青葉区の定禅寺通 であった。サンタクロース姿の市民ら約1600人が、光に包まれたケヤキ並木を行進し、沿道の見物客に笑顔をプレゼントした。
一般公募で集まった約460人の「市民サンタ」のほか、バトントワリングチーム、ボーイスカウトなど19団体が参加。宮城県内の高校吹奏楽部が奏でるクリスマスソングに合わせてパレードし、少しだけ早い聖夜を盛り上げた。
パレード後は会場近くの西公園で、30回目を記念する花火が打ち上げられた。母親と参加した仙台市泉区の金子桜愛(ううあ)ちゃん(6)は「みんなと同じ衣装で歩けて楽しかった。また来年も参加したい」と笑顔を見せた。