<リボーンアート・フェスティバル>若者を呼び込め SNS活用やワンコインメニュー開発を提案

宮城県石巻市で2019年夏に開かれるアートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)」に向け、同市の石巻専修大は20日、石巻高やRAF事務局と連携し、地元の若者の関心を高めるプロジェクトを始動させた。
市内で初のミーティングがあり、20人が参加した。同大の学生が「地元の高校生・大学生を一人でも多くRAFに呼び込もう大作戦」と題して発表。地元の若者へのアンケートや会員制交流サイト(SNS)での情報発信、ワンコインで食べられるメニューの開発などを提案した。
発表後、大学生と高校生がグループに分かれて議論し、高校生からは「地元の高校や大学のバンドを出演させてはどうか」などの意見が出た。
プロジェクトは同大の「高大産」連携事業として経営学科の庄子真岐准教授のゼミ生が手掛ける。4年の石山竜汰さん(21)は「高校生の意見は新鮮だった。企画に取り入れていきたい」と語った。
一般社団法人「リボーンアート・フェスティバル」の松村豪太代表理事は「地元の人がRAFを知らないことが問題。若い人に積極的に地元について自慢してほしい」と呼び掛けた。
RAFは今年8月4日~9月2日、石巻市でプレイベントを開催する。

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