<仙台七夕>「おもてなし隊」初結成 勉強中

仙台七夕まつり協賛会は8月6~8日のまつり期間中、観光客の道案内などをする市民ボランティア「仙台七夕おもてなし隊」を初めて結成する。青葉区の仙台商工会議所で2日まで開催中の説明会では、隊参加者が仙台七夕の歴史などを学び、本番に備える。
県内の企業・団体の社会人や大学生計約500人で構成。仙台七夕が戦後復活70回となる今回、地域のおもてなし力を向上させようと企画した。JR仙台駅周 辺から定禅寺通付近までの16カ所で、写真撮影の手伝い、会場や飲食店の道案内、七夕飾りの簡単な説明などを担当する。
6月29日の説明会初日は約65人が出席。七夕飾りを製作する鳴海屋紙商事(仙台市)の鳴海幸一郎統括本部長(47)が飾りの意味などを説明し、「東北の主な夏祭りでは唯一『静』の祭り。七夕に込められた強い思いや物語を観光客に伝えてほしい」と話した。
隊に参加する宮城野区の会社員松田宜久さん(46)は「七夕の説明のうち半分くらいは知らなかった。観光客をしっかりもてなせるよう当日までに学び直す」と気を引き締めた。
協賛会は今月中旬、大学生対象の説明会も開く。

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