東日本リサーチセンター(仙台市)が市民を対象に実施した仙台初売りに関する調査によると、今年の初売りに「行った」と答えた人は38.1%で、前年を2.3ポイント上回った。東日本大震災以降では、2012年の40.1%に次いで多かった。
初売りに行った日は「2日」が74.8%で、「3日」の25.7%を大幅に上回った。同伴した人は「家族」が67.7%と最も多く、22.6%の「1人」が続いた。使った金額の平均は前年を7523円上回る3万4539円で、3年ぶりに3万円台に回復した。
目的は、「お買い得の商品価格」(48.0%)、「福袋」(39.1%)との回答が多かった。初売りの情報入手先は「チラシ」が73.7%でトップ。続いて「新聞」が60.2%、「テレビ」が45.9%だった。
今後の初売りの開催日については、「2日から」が67.9%を占め、「元日から」は8.5%にとどまった。「2日から」を選んだ理由は「元日はゆっくり休みたいから」が64.1%で最も多かった。
調査は1月、仙台市内在住のモニター1000人に調査票を配布、回収して実施した。回収率100%。初売り参加の有無と使った金額、開催日以外は複数回答。