JR東日本仙台支社は24日、仙台駅東口のライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」の跡地で建設を計画しているオフィスビルの概要を発表した。地上13階、地下1階で、1、2階に商業施設が入る。2月に着工し、2020年12月~21年2月ごろの開業を見込む。
ビルは延べ床面積約2万5600平方メートル。3~13階にはオフィスのテナントが入る。1階に吹き抜けのエントランスホールを設け、イベント会場などに活用する。商業施設はカフェや飲食店などを想定する。事業費は約100億円。
2階部分は隣接する駅ビル「エスパル仙台東館」と接続し、仙台駅東口改札から直接アクセスできるようにする。
坂井究支社長は「駅から雨にぬれずに行けるのが最大のポイント。1階でイベントを開くなどして地域の活性化に力を尽くしたい」と話した。
建設地で17年11月から暫定的に運営している商業施設「EKITUZI(エキツジ)」は3月24日に営業を終える予定。