<伊達政宗>生誕450年 郷土発展誓う

仙台藩祖伊達政宗の遺徳をしのぶ382回忌法要が24日、仙台市青葉区の瑞鳳殿であった。裃(かみしも)姿の仙台藩志会員ら約100人が参列した。
伊達家に縁が深い華道、茶道の関係者が献花や献茶をした後、瑞鳳寺や瑞巌寺の住職らが読経した。伊達家18代当主の伊達泰宗さん(58)は「今年は生誕450年の節目。政宗公が築いた郷土の発展のため努力を重ねていきたい」とあいさつした。
この日は1979年に再建した本殿が開帳となり、同時期に制作した政宗の木像を公開した。夫婦で訪れた東京都の経営コンサルタント山田喬さん(70)は「伊達家の歴史が脈々と受け継がれていることを実感できた」と興味深そうに見学した。

タイトルとURLをコピーしました