<光のページェント>杜の冬にきらめきを

仙台市の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」(実行委員会主催)が14日、青葉区の定禅寺通で開幕する。期間は31日までの18日間。実行委は200万人以上の人出を見込む。
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 会場は東二番丁通交差点-市民会館前の約700メートル。ケヤキ160本を約60万個の発光ダイオード(LED)電球で彩る。午後5時半に点灯し、終了は日-木曜は午後10時、金、土曜と23、24の両日は午後11時、大みそかは元日午前0時。14日午後5時10分から、青葉区のせんだいメディアテーク前で点灯式がある。
 定禅寺通中央の緑道を結ぶ「光の歩道」を設置するため、国分町通交差点の南北方向は23日を除く午後5時20分~8時半、車両は横断できない。23日午後5~8時はサンタクロース姿の市民によるパレード「サンタの森の物語」があり、東二番丁通-晩翠通で車両通行止めとなる。
 JR仙台駅発着で会場を周遊する循環観光バス「るーぷる仙台」が午後5時20分~6時40分、特別運行される。1周約45分で全5便。23日は休み。市交通局は期間中、定禅寺通などを通る路線の経路や停留所を一部変更する。詳細は同局ホームページで確認できる。
 開催費に充てるクラウドファンディングは目標の75万円を達成し、現在約116万円。17日まで受け付ける。企業協賛や街頭募金も呼び掛ける。

<光のページェント>輝く夜に立ち酔って サッポロとキリンが仮設バー

 サッポロライオン(東京)とキリンビール南東北支社(仙台市)は、14日に仙台市青葉区の定禅寺通で開幕する「SENDAI光のページェント」の期間中、会場に隣接する勾当台公園に張った大型テントで仮設のバーを開く。多彩なビールと宮城県産の食材を生かした料理を取りそろえ、にぎわい創出に一役買う。26日まで。

 サッポロライオンの「ヱビスバー」は11日に営業を開始した。六つのヱビスビールのほか、キウイや白ぶどうと組み合わせたビアカクテルなど24種類の飲み物を用意した。
 料理は名取市産セリを使ったセリ鍋や、石巻市産金華サバのあぶりスモーク、宮城県涌谷町産大豆で作った三角油揚げなど14種類。不定期でピアノ演奏もある。
 三宅祐一郎社長は「東北の食材をふんだんに使った料理とビールの組み合わせを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
 キリンビールの「キリンビール仙台工場 一番搾りキッチン」は14日にオープンする。飲み物は仙台工場で造るビール「一番搾り 仙台づくり」、クラフトビールなど27種類を集めた。
 料理は気仙沼市産の食材に力を入れ、「フカヒレ入りスープ炒飯」など9種類。今年から土日祝日の日中も営業し、「フカカツカレー」などランチ向けメニューも用意する。
 鈴木圭三支社長は「県外から訪れる観光客にビールと宮城の食材の魅力を発信したい」とPRした。
 営業時間はヱビスバーが平日午後4時~10時(土日祝午後3時~10時)、一番搾りキッチンは平日午後5時~10時(土日祝午後1時~10時)。

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