全日本空輸は東日本大震災の復興支援の一環として、東北6県で咲く花を機体に描いた特別機「東北FLOWER JET(フラワージェット)」を5月14日から就航させる。2020年まで国内線で運航する。
機体はボーイング737-800型機(166席)を使用。青森のバラ、岩手のヤブツバキ、宮城のキンギョソウやガーベラ、秋田のストック、山形のアルストロメリア、福島のリュウキンカやハスなど17種類の花をあしらった。
最初の便は大阪(伊丹)発福島行き。東北だけでなく全国各地に飛行する。全日空の担当者は「震災から丸5年となるが、今後も継続して復興支援に取り組む。飛行機を通して東北の元気と感謝を全国に届けたい」と話した。